耐久200の黒い傘

X下層がスパイガジェットについて色々考えるブログ

⑥ブキ相性と立ち回り(スロッシャー編)

遅くなりましたが今回はスロッシャー系の考察を行っていきたいと思います。

スロッシャー系のブキはスプラトゥーン2というゲームで1度は暴れたことのある、もしくは現環境(3/1)で暴れているブキですね。

 

ダメージ回復が遅いころのクイボとスシ並みの射程+無敵時間の長かったアーマーのヒッセン、スプリンクラー全盛期でガンガンイカスフィアを回し、メインの性能も良いバケデコ、スクリュー弾の判定とタンサンボムにチャクチがマッチしてしまった黒洗濯機、強烈な曲射と塗り性能を持つエクス、1人でボムピ並みのホコ割速度を持っていたオバフロといった性能の高いブキが勢揃いのブキ種ですね。

 

スパイガジェットでスロッシャー系ブキを相手するときに注意すべき点は曲射

カサの有無関係なく頭上からインクを振りかけられるという点や、遮蔽物をある程度越えて攻撃できる点、何よりスパイガジェットの苦手な高低差を活かした立体的な攻撃が行えることが非常に厄介です。そのため、エクスと風呂を除いて、正面から撃ち合って撃ち勝てることは相手のミスがない限りあり得ません

なので、基本的には撃ち合わずイカ移動と場合によってはトラップや味方と倒すこと、対面を避ける選択肢も考えながら動きましょう。

 

1.ヒッセン系 悪い チャクチ 無理

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 サブはクイボとスプボ、スペシャルはアーマーとアメになっている軽量級のスロッシャーです。

特徴としては振った時に直線の1本だけではなく、3方向に広がるインク。スパイガジェットよりも射程はないものの、カニ歩きでのエイムずらしが機能しないのが厄介です。

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↑左がスパイガジェット、右がヒッセンの塗り跡。

軽量級ゆえに一連の動作が素早く、特に無印のクイボからの連携、通称クイコンが強烈です。また、足元をとってもすぐに塗り替えされてしまうといった点からのんびり撃ち合っている余裕はありません。

対面する場合は退き撃ち重視でカサは展開せずにヒト速を活かして縦に移動しましょう。射程を押し付ければスロッシャーの中では相手がしやすい分類です。

ちなみに、ヒッセンには射程ギリギリでインクを曲射した時すっぽ抜けてダメージ0になるスポットがあります。いつ修正されるんでしょうね…

 

2.スクリュースロッシャー系 悪い チャクチ✖

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サブはロボム、ポイセン、タンサン。スペシャルはクソビーム、スプボムピ、チャクチを備えた洗濯機をモチーフにしたスロッシャーです。

2月21日現在ではスクリュースロッシャーベッチュー、通称黒洗濯機が猛威を振るう環境になっています。出会う機会も多いのではないのでしょうか。

特徴は、他のスロッシャーのようにインクの塊を振りかけるのではなく、スクリュー弾と呼ばれる回転のかかった弾を撃ち出すことですね。

このスクリュー弾の当たり判定が曲者で、直線状の弾から周囲にインクを噴出しているイメージの当たり判定です。

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イカ1.5人分レティクルがズレていても当たります。

 

相手がカサを破壊しようとカサを狙ってきた場合は勝つことはできますが、基本はカサの上を通過するように撃ってくるので中距離の撃ち合いでカサは機能しにくいです。またカサを閉じてカニ歩きしても独特の当たり判定で捌ききれません。

直接の対面は避け、こちらが先に1発当てることができたorトラップにかけることが出来た場合のみ対面しましょう。カサを越えた射撃で直撃が取られることはほぼありません。

このブキで最も気を付ける点は地形対応力の強さですね。崖下から上に向けた曲射や障害物を越えた曲射はスパイガジェットでは対応できません。そのような地形で戦うこと自体が負けなので、早急に離れて仕切り直しましょう。壁に張り付いていったん待つという行動は洗濯機のカモなので絶対にやめましょう。

 

追記 6/5

インク効率の悪化及び渦の当たり判定が若干縮小されましたが相手取った時の立ち回りに大きな変化はありません。しかし以前よりもめっきり数は減りましたね…

 

3.バケットスロッシャー系 詰み チャクチ 無理

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サブはキューバン、スプリンクラー、スぺはマルミサ、スフィアを備えた中射程のスロッシャーです。

スパイガジェットよりも早い連射レート、長い射程に曲射まで備え、確1ボムやスペシャルとのシナジーもある70ダメ確2のメインショットを有しているブキです。

対面は相手が複数のミスを連続して行わない限り詰みです。カサを展開するだけ無駄ですし、展開せずに立ち回った方が躱わせる可能性がありますね。1発先に当てても相打ち以下しか取れませんし、当てた後に逃げられてしまうと遅いキル速では倒しきれません。1vs1は絶対に避け、2人以上で相手しましょう。

 

このブキにの欠点としては、インクの当たり判定が横にはそれほど広くないという点です。シューターのような弾速や連射もないので、大きく移動されるという行動に対しては狙いや偏差撃ちをつけにくい面があります。

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↑細いので横に動くと当たりにくいですが、スパイガジェットも似たようなものですね

 

対面せざるを得ない状況ならトラップ、もしくはタップ撃ちを使って大きく横に移動して立ち回ること。それでもかなり厳しいですが…。

もし倒しに行くときは相手が残り1発で倒せるときだけにしましょう。こちらが被弾した状態で向かうのも非常に危険です。いったん退きましょう。デスしなければチャンスはあります

少なくとも初動でバケツと鉢合わせることにはならないように、マップの塗り跡はしっかり確認しましょう。

 

4.エクスプロッシャー (メインが届く場合)悪くない チャクチ 〇

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サブはスプリンクラーとポイセン、スぺはバブルとスフィアを持つ重量級に属するスロッシャーです。

特徴としてはクイックボムのような弾を放ち、直撃で55、爆風で35ダメージを与えます。真正面から撃ち合う分にはスパイガジェットに匹敵するレベルのDPSなので、カサありで正面から撃ち合う分には問題ないのですが、基本は高所からの曲射による広範囲攻撃が厄介です。(別に近接でもそこそこ戦えてしまう…)

なので近接での撃ち合いでは特に解説することは多くありません。エクカスのスフィアが溜まっているかを確認してスフィアを自分の余裕があるうちに吐かせる動きを心がけましょう。

相手が高台の強ポジにいるときは手を出す手段がほぼなく一方的な塗りを押し付けられがちです。高台にいるときは足を止めて射撃を行わず、相手の範囲外に逃げるようにしましょう。移動先が相手の範囲内の場合は偏差撃ちで当てられてしまうので、しっかり範囲を考慮して安全圏に逃げること。また、弾速は遅いので直撃を躱すように相手の弾を見て動くこと。オートロのように金網のあるステージでは相手の弾が金網を貫通するので距離を詰めるのに利用するのも一考です。

そして、同じ高さの場所で詰めていく場合は直線ではなく斜めジグザグに詰めていきましょう。ただし迅速に、もたもたしていると爆風で削られて倒されてしまいます。相手を焦らせる動きを目指しましょう。

 

 5.オーバーフロッシャー系 悪くない チャクチ△

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サブはシールドとスプリンクラー、スぺはアメフラシとキューボムピを持つスロッシャー系のブキですね。威力30の泡を4つ放ち、跳ね進むことで地形によって射程がスプチャ並にもなります。跳ね進む関係上、壁の反射によって盤面を崩していくほか、塗り性能の高さで足場を奪ってキルを取るor削りを行う役回りが多いですね。その分曲射の判定はシビアでカサの上から倒されるということはありませんが、壁反射による側面ヒットが発生します。

このブキによってキルされる状況は足を止めている時に4hitすること近接しすぎたことによる4hit狭い場所での乱反射削りからのトドメ、などが多く能動的にキルが取りやすいブキではありません。

なので、対面するときは射撃中も含めて足を止めずに近づきすぎないこと。近づきすぎなければ相手の弾速は遅いので見てから避けることも行いやすいです。ただ、愚直に真っ直ぐ突っ込んでしまうと瞬く間に4hitするので横移動も含めること。

高台にいる場合は自分の射線が通っていれば射撃を行ってもよいでしょう。高さに対応する攻撃は他のスロッシャーと比べると脅威度は低めです。

とにかくこのブキに対面した時は、閉所と足場の悪い場所で戦わないこと動きが制限されるほど事故デスが発生することを頭に入れておきましょう。

 

 

スロッシャー系のブキについてはここまでです。ブキ種的に不利な相手が多いの11対面は避け、味方と連携する本来の役回りを取っていきましょう。

 

 

次回も個別ブキ考察の予定です。基本的に長射程相手では解説できることや、取れる行動が大きく絞られてしまうことはご留意下さい。高台に手が出せない武器の宿命です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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